サクサク衣と甘辛いソースが織りなす至福の一杯「ソースカツ丼」
福井県民が選ぶ「ふくめし」第3位
福井県を訪れたなら、ぜひ味わいたいのが名物「ソースカツ丼」です。薄切りの豚肉をサクサクに揚げ、甘辛いソースを絡めたカツをご飯に豪快に乗せた丼ぶり料理で、福井県民にとってなくてはならない存在です。
目次
ソースカツ丼の歴史と起源
ソースカツ丼の起源は諸説ありますが、一般的には1920年代に福井市内にある洋食店「ヨーロッパ軒」で生まれたとされています。今では福井県全体で愛されるソウルフードとなりました。
そして福井では、なぜか越前おろし蕎麦とセットで提供される事も多く、それぞれの蕎麦のお店で提供されるソースカツ丼もまたそれぞれ違って美味。県民が愛してやまないソースカツ丼なのです。
ソースカツ丼の特徴
ソースカツ丼の特徴は、なんといっても薄切りの豚肉をサクサクに揚げたカツと、甘辛いソースの絶妙な組み合わせです。豚肉はロースやヒレなど様々な部位が使われますが、一般的にはロースが使われることが多いです。ソースはウスターソースや中濃ソースをベースに、お店ごとに秘伝のスパイスを加えて作られています。
ふくめしでは、ご家庭で美味しいお味が楽しめる、「ソースカツ丼のソース」の作り方を大公開しています!要チェック!
福井県民が県外で驚くこと
福井県民が県外に行ってびっくりする事の一つが「カツ丼に卵が乗っていること」なのはご存知ですか?福井でカツ丼と言えば、ソース。ちなみに卵カツ丼の事は上カツ丼と呼びます。それほど福井ではソースカツ丼が広く浸透しているのです。
粒が際立つ炊きたてご飯に、薄い豚肉をきめ細かいパン粉でまぶし、カリッと揚げられた食欲そそるザクザクのカツをサラッとした芳醇な香りのソースに浸して食す、福井のソースカツ丼をぜひご賞味ください。
「ソースカツ丼」が味わえるお店
お店ごとに味わいも食感も違います。発祥のヨーロッパ軒でさえも「分店ごとに味が違う」とツウの方はおっしゃるほど奥が深いソースカツ丼。ぜひご賞味くださいね。
まとめ
福井県を訪れたなら、ぜひ名物「ソースカツ丼」を味わってみてください。サクサクの衣と甘辛いソースが織りなす至福の一杯に、きっとあなたも虜になるはずです。